約1300年の歴史から学ぶ!2025:08:17:15:21:21
先日、世界遺産にも登録されている
奈良県の春日大社へ参拝してきました。
春日大社は、およそ1300年前、
日本の国の繁栄と国民の幸せを願って
建立されたと伝えられています。
鮮やかな朱塗りの社殿は、
20年に一度「式年造替」という
建て替えが行われ、
これまでに60回を数えます。
60回を超えるのは、全国でも伊勢神宮と
春日大社の二社だけ。
ただし、春日大社は修理・修復のみ。
そこには「神社の社殿を
常に清らかに保ち、
古代の建築や工芸の技術を継承すること、
また、神様に喜んでいただくこと」
という先人達の思いが込められています。
また、境内には多くの灯籠が並び、
特にご本社回廊内の「藤波之屋」では、
万灯籠の幻想的な光景が
再現されていました。
目に見える美しさだけでなく、
見えない奥行きまで感じさせる
幽玄の世界が広がっていました。
1300年という長い時を超えて
受け継がれてきたのは、
建物だけではありません。
そこには「良いものは
手をかけて守り続ける」
という文化と心があります。
啓新高校も2年後の令和9年に
学園創立100周年を迎えます。
「自己の可能性に挑戦」
というスローガンに磨きをかけ、
生徒達の未来を応援する学校として
輝く伝統を創りつづけていきたいと
感じました。





日本一へ挑戦!2025:08:17:14:19:20
明日18日から三重県多気町で開催される
「全国高校生ガストロノミー甲子園」に、
本校調理科2年生の市谷君と杉本君が
出場します。北信越予選を通過し、
見事ブロック代表として
全国の舞台に挑むことになりました。
全国から集まるのは
予選を通過した8チーム。
課題となる松阪牛に加え、
調理日前日に発表される
伊勢の食材や器を活用し、
100分以内に主菜・主食・汁物を
3人分仕上げるという真剣勝負です。
自分たちで考え抜いたレシピを、
ホテル料理長をはじめとする
審査員の方々に振る舞います。
二人はこの日のために、
出題される可能性のある食材を
想定しながら試作を重ね、
味や盛り付けを工夫し続けてきました。
その努力は、必ず本番での
自信につながるはずです。
大会では結果にとらわれず、
自分たちの発想と情熱を
存分に表現してほしいと思います。
挑戦すること自体が、
将来に向けた大きな成長の一歩です。
二人の健闘を心から期待しています!

今日の言葉!2025:08:17:07:50:09
最後に勝つものは道義であり、
誠であり、まごころである
山本幡男
映画『ラーゲリより愛を込めて』
のモデルとなったシベリア抑留者
致知一日一語より
道義とは、人が社会の一員として、
また人間として、守るべき正しい道、
道理、道徳です。
道義には、正義感、責任感、思いやり、
誠実さ、公正さ、礼儀正しさ、節度など、
様々な要素が含まれます。
今日も一日挑戦です!
指揮者の力!2025:08:16:07:30:42
やや前のことですが、
6月、ハーモニーホール福井で
ロッテルダム・フィルハーモニー
管弦楽団」とピアニスト、
ブルース・リウ氏による
クラシックコンサートを鑑賞しました。
今回の指揮は、史上最年少で
同楽団の指揮者に就任した
ラハフ・シャリ氏。
陽気で和気あいあいとした
雰囲気の中にも、演奏直前には
ピリッと緊張感が走る。
そんな個性豊かな楽団員を、
見事にまとめ上げていました。
また、共演のブルース・リウ氏は、
第18回ショパン国際ピアノコンクール
優勝者。その演奏はダイナミックさと
繊細さを兼ね備え、
素人の私でも引き込まれるほどの
魅力がありました。
指揮者の役割は、個々の個性を
引き立てながら全体を調和させること。
その姿を見て、学校もまた
同じだと感じました。
教員一人ひとり、生徒一人ひとりが
持つ個性と可能性をどう引き出し、
どう調和させるか----。
校長として、人を多面的に見極める力と、
微妙な変化を感じ取る力の大切さを
改めて学びました。

今日の言葉!2025:08:16:06:46:08
日本をもう一度、
お茶をいただく時のような
思いやりの心に溢れた、
素晴らしい人間性を高めた国に
していかなければならない
千玄室(裏千家前家元)
致知一日一語より
思いやりから思い合い、思い愛へ。
素晴らしい国、日本になるために。
今日も一日挑戦です!