先日、映画 「港の光」 を鑑賞しました。

物語は、盲目の少年と、

漁師との出会いが互いの人生を

大きく変えていくストーリーです。

少年は漁師の心を動かし、

漁師は少年の人生に光を与える

まさに"出会いが人を変える"物語でした。

その中で心に残った言葉があります。

「本当の強さとは、

誰かのために生きることだ。」

元ヤクザの漁師は、盲目の少年と

出会ったことで生き方を変え、

自分のためではなく"誰かのために"

行動するようになります。

「誰かのため」は、自分を最も強くする。

人は自分のためだけに頑張ろうとすると、

どうしても弱さが出ます。

挫折もしますし、

続かないこともあります。

しかし、「誰かのためにやる」

この気持ちが入ると、

人は驚くほど強くなれます。

潜在的な力が引き出され、

行動に粘りが生まれ、

心にエネルギーが湧いてくるからです。

"誰かのために生きる"は、

啓新高校の精神そのもの

啓新高校の建学の精神の一つである

「真・善・美」 は、

"真の可能性を発揮し、

社会に貢献できる人間になろう"

という意味が込められています。

社会に貢献する、誰かの力になる

これは映画のメッセージ

「誰かのために生きる」

と深くつながっています。

私たちが自己の可能性を磨き続けるのは、

自分の人生を豊かにするためである

と同時に、誰かの未来を明るく照らす

存在になるためでもあります。

最後に映画「港の光」を通して、

誰かのために生きることの温かさと

強さをあらためて感じました。

皆さんも、周りの誰かを思いながら、

自分にできる一歩を

踏み出してみてください。

きっと、その行動があなた自身を

大きく成長させてくれます。