２月１８日（土）に

長野県のホワイトリングで

今年度最後の剣道七段審査に

挑戦し、結果は何とか合格。

念願の剣道七段に昇段できました。

七段を受審し始めてから五年。

コロナで中断したこともありましたが、

今回が１１回目の挑戦。

前回までは明らかに稽古不足が原因。

今回は何とか隙間時間を作りながら

稽古やトレーニングを実施。

稽古の量が足りないのが不安でしたが、

当日朝、偶然にも我が剣道の師と

ばったり出会い、その師から

二つのアドバイスをいただいたことで、

自分の心の迷いが消え去りました。

ちなみにもらったアドバイスの一つ目は、

「ここで打つと決めたら打ち切ること。

そして最後まで気を抜かず、残心をとり、

素早く次の攻めに入ること」。

二つ目は、「もし、打たれたとしても

それは相手のポイントであり、

自分のマイナスポイントではない。

むしろ、打たれた後にばたついたり、

慌てたりすることの方が

大きなマイナスであること」。

この二つのアドバイスで、

やることがシンプルになり、

不安や迷いが吹っ切れ、審査本番では、

相手に打たれた場面もありましたが、

崩れることなく、慌てることなく、

自分の技を信じ打ち切れました。

あのアドバイスがなかったならば、

合格することはできなかったと思います。

言葉の力ってすごいですね。

確信をついたシンプルな言葉。

この言葉で思考が整理され、

心の迷いの霧が晴れ、

すっきりとした気持ちで挑戦できました。

師匠には感謝しかありませんし、

改めて、言葉の力を実感しました。

相手の状況を見極めて、

最良の言葉を贈るために心を磨かねばと、

身が引きしまる七段昇段の時でした。

今後も率先垂範、言動一致を心がけ、

さらなる目標を掲げて挑戦です！