第三回校長講和で語ったこと！

啓新高校には人生の土台を作る

教育三原則があります。具体的には

「時を守り、場を清め、礼をただす」。

今日はまず時を守る大切さについて。

なぜ時を守る必要があるのか

それは、時は人生そのものだからです。

人生は言い換えれば生きている時間。

生まれてから死ぬまでの限りある時間。

その時間をいい加減にするといことは

自分を大切にしていないばかりか、

相手の人生までおろそかにしている

ということにもなります。

学校において時を守るとは、

始業時間、授業時間の始まりの時間。

特に授業開始1分前には自分の席につき、

教科書等の準備をしておくこと。

移動教室であれば、移動が完了し、

着席していること。

準備の大切さはいわずもがなですね。

さらに時の大切さを

わかりやすくするために、

運動部を例にとって話しましょう。

運動部の諸君はもうすぐ高校総体ですね。

勝利に向けて日々の練習を

頑張っていると思いますが、

例えばこんなチームは勝てますか？

試合開始時刻になっても

選手・監督・コーチが来ない。

選手はそろっていても、

監督・コーチなどが来ていない。

監督・コーチが来ていても

選手がそろっていない。

また、試合や部活の時だけ時間守り、

普段の授業時間はいい加減。

全く教科書等の準備もせず、

授業開始時間も守らない。

部活の時だけできて、

日常の学校生活ではやらない。

こんなルーズなチームを

どう思いますか？

これでは選手や監督も含めて

言動一致していない弱い集団。

勝てるはずがありません。

試合をする以前の問題で、

試合をする前から自分に負けています。

学校生活をおろそかにして、

自分や強者に勝つことはできません。

一分一秒を大切にする、

こだわる姿勢だからこそ

時が味方してくれるようになる。

試合時間の残り1分1秒で

逆転することができる。

奇跡を引き寄せる。

一点差の競り合いに強く、

粘りのある試合ができるようになる。

運動部以外の生徒も同じこと。

時を大切にする習慣を身につけるか、

時を疎かにする習慣を身につけるか？

歩む人生が全く違ってきます。

幸運か不運か、

運の引き寄せ方が違ってきます。

時間を大切することは

人生を大切にすること。

幸運を引き寄せる習慣を

身につけ、未来を拓きましょう！