今日で１年も３分の１が終了。

平成の時代も後一年。

時の早さと時代の激動を感じます。

そんな時代だからこそ、

足下を確実に固めて進むことが肝要ですね。

さて、本日の校長講話は、

福井新聞のコラムを紹介しました。

（4月22日分）

自分を磨く大切さ！

「雑巾がけ」には、

教育や運動の効果もあるようだ。

加えて精神的な意味を感じ取る人も、

少なくないだろう。

日本では特徴的なことと

言っていいかもしれない。

福井のご当地作品でもある映画

「ちはやふる　結び　」にも

印象的な雑巾がけの場面がある。

高校生の太一君は

主人公の千早ちゃんの幼なじみ。

競技カルタから少し離れていた太一君が

再度向き合おうとして時、

何を始めたか。

練習場所の畳を一人で毎日拭くことだった。

つい思い出したのが、

剣道の元日本代表・栄華直輝さんに

密着したNHKのドキュメント番組。

栄花さんはある転機を迎えたとき、

原点の雑巾がけからやり直す。

世界トップ級の選手が毎朝たった一人、

広い道場を磨く。

その栄花さんの姿が、

太一君役の野村周平さんに重なって見えた。

雑巾がけの比喩に、

「下積みの辛い仕事」

との意味をとの意味を書く辞書もある。

でも、辛いだけではないように思う。

二人が磨き上げていた対象は、自分自身だ。

本校も教育三原則を掲げている。

「時を守り、場を清め、礼を正す」

この三つは至極当たり前のこと。

当たり前のことを誰よりも

当たり前にできる事が自分磨きの原点。

自分を磨くことは、

自分の可能性を光らせる導火線となる。

可能性への挑戦はまず自分磨きから。

それがあってこそ本物の個性が光り輝く！