超ポジティブな一言に深い学び！

先日の夏の高校野球・福井県大会３回戦。

本校は工大福井高校との一戦で、

６回を終えて０対７と

大きくリードを許していました。

そんな中、応援に来ていた

少年ソフトボールチームの小学生が、

突然こんな一言を口にしたのです。

「ここから８連続ホームランを打てば

勝てるやん！」

あまりにポジティブすぎる発言に、

周囲は思わず吹き出しました。

けれど、私はその瞬間、

はっとさせられました。

確かに、その通り。どんなに劣勢でも、

勝負が終わっていない限り、

可能性はゼロじゃない。

それを信じる心が、場の雰囲気を変え、

チームを奮い立たせる。

諦めムードに包まれていた私たちの方が、

むしろ反省すべきだったのです。

重たい空気では、奇跡は生まれない。

大事なのは、明るく前向きな雰囲気を

つくること。その空気が、力を引き出し、

最後の最後で流れを変える

原動力になるのだと、

あらためて感じました。

あの少年の純真な一言は、

何より深い学びでした。

「まだやれる」「絶対にできる」

そう信じる気持ちを、私たち大人こそ、

もっと大切にしていきたいですね。