レジェンド＆バタフライを鑑賞。

今までとは違う生身の人間としての

信長がスクリーンからにじみ出ていた。

時に悪魔のような強さと、

普通の人間として悩み、苦しみを

抱える弱さを生々と見せていく。

そして、あまり知らない

信長の妻濃姫の生き様を

圧巻スケールで描いた純愛ストーリー。

物語の大半は濃姫の視点から

展開してるようで新鮮。

現代の視点を取り入れると

戦国時代の夫婦関係が

このようなものかもしれないと

感じさせてくれる。

歴史物はいろんな視点で

描かれているのが面白い。

正解か不正解の世界ではない。

そもそも何が正解か不正解かは

誰もわからないのが歴史。

知られていないこと、

わかっていないことの方が多い。

どのように解釈して、

何を伝えていくのかが歴史映画。

新たな視点で、人としての信長、

その妻、濃姫の生き様を

みることができる作品。

（木村さんと綾瀬さんの演技は見事）

ちなみにラストの本能寺の変では

サプライズの流れもあり、

３時間近くの大作ですが、

映画館で見る価値がありますよ。

映画から学ぶことはとても多いですね。

おすすめです。