2020年5月25日(月曜日)
一手間かける!2020:05:25:17:26:31
今日は「広辞苑」記念日!
岩波新書のベストセラー「広辞苑」
本日の福井新聞のコラムを読むと、
今日は広辞苑の記念日だそうです。
しかも、広辞苑の出版については
福井出身の教育者、
溝江八男太という方が
深く関わっていることも
そのコラムから初めて知りました。
溝江さんが協力していなかったら
広辞苑が出版されていなかった
と言っても過言ではありません。
現在はスマホやPCなどが日常的になり、
辞書を引くことは皆無。
手間と暇がかかる辞書。
少し前までは、わからない言葉などは
辞書を引き、意味を理解し、
その言葉の活用も学びました。
圧倒的に活字を読んでいましたね。
また、その両隣にある同音異義語など
ちょっとした発見が興味深く
目を奪われたことも思い出されます。
手間と暇をかけるのは
日本人のおもてなしの心。
人の教育も一手間かける事が大切です。
一言添える、一言かける、
手間と暇を惜しんでいては
良い教育はできません。
生身の人間を相手にしています。
ただ、手間と暇のかけどころを間違うと
他人に対する依存や依頼心の高くなり、
何でも人のせいにする「くれない族」を
育てる事になります。
それでは全く意味がありません。
人の自律と自立にむかって
一手間かける教育をいかに実践するか、
効率・省力ももちろん大切ですが、
一手間かけるちょっとした気配りを
忘れないようにしたいですね。
一手間かけると人間関係も劇的に変化。
関係性の基本は思いやりですからね。