難関突破で有名な神社である

安宅住吉神社へ、久しぶりに

お参りをしてきました。

この場所にはその昔

関所が設けられていました。

その関所は源頼朝が、弟である源義経を

捉えるためだけに作らせた関所です。

そう、歌舞伎の「勧進帳」で

有名になった場所です。

関所を通るために、家来である弁慶が、

とっさの判断で何も書いていない

巻物を読み上げ、さらに疑う

関守富樫を前にして、

主君義経を金剛棒で敢えて

叩いたことで、関守である富樫は、

弁慶の主君を思う姿に心を打たれ、

義経と知りながら逃し、義経一行は、

難関の関所を通り、海を渡り、

奥州平泉へ逃げ延びることが出来たと

逸話が残っています。

弁慶の智、関守富樫の仁、義経の勇に

心が打たれます。

人生には、いくつもの難関関所が

現れてきますが、その難関を

どのように突破していくのか、

この勧進帳の逸話から

「智・仁・勇」の大切さを感じますね。

日本海を見ながら、

義経の念いに心を寄せてみました。

啓新高校の生徒の難関突破を祈願して、

難関突破のお守りも買いましたよ。

啓新生、難関に挑戦していこう！