啓新校長日誌

2021年8月15日(日曜日)

平和に感謝する終戦記念日2021:08:15:13:58:24

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76回目を迎えた終戦記念日。

当たり前の平和に感謝です。

無限の可能性がありながら

戦地に行かなければならなかった方、

何の罪もない一般市民で亡くなられた方、

多くの未来が閉ざされた時間でした。

310万を超える方々が亡くなられた戦争。

二度とあのような過ちは

起こしてはなりません。

戦争を知らない世代が

世の中の大半を占める中だからこそ

語り継がなければ

ならないものがあります。

今日はその一つを紹介

【ピアノ】

佐賀県鳥栖市の小学校へ

二人の若い特攻隊員が走ってきました。

「自分たちはピアニストを目指していた

芸大の学生だったのですが、

今は特攻隊の隊員として

明日出撃しなければなりません。

死ぬ前にどうしてもピアノを弾きたくて、

でもどこもオルガンしかなくて

この国民学校に唯一ピアノがあると聞き、

基地からここまで走ってきたのです。

どうかピアノを貸してくださいませんか?」

それを聞いた音楽担当の女性の先生は

1冊の楽譜を持ってきました。

ベートーベンの月光ソナタです。

この小学校にはドイツ製のフッペル

という素晴らしいグランドピアノが

ありました。先生は空襲のたびに

バケツを持ってこのピアノを

守っていました。

隊員は楽譜をピアノに置くと、

1楽章2楽章と弾きつづけました。

そして第3楽章が終わったとき、

生徒たちから拍手が起こりました。

生徒の一人が声をかけました。

「僕たちもあとに続きます!」

子供たちにとって

絹の白いマフラーをした

特攻隊の隊員は憧れだったのです。

しかし、特攻隊のお兄さんは

こう答えました。

「君たちは行かなくていい。

君たちが死ななくてもいいように、

お兄さんたちが死んでいくんだよ。

君たちは戦争が終わったら

この日本を立て直すんだ。いいね」

そして翌日、飛び立って行ったのです。

6000人もの若者が沖縄の海に

散っていきました。

「ベートーベン 月光を聴く」

自分の命を賭して日本の未来を

守ろうとした方々に

胸を張れるだけの国を

創っていかねばなりませんね。

そのためにも今の平和を

当たり前と思わずに、感謝しながら、

自分の人生を思いっきり

生きることが大切ですね。

亡くなられた御霊に合掌

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