今日は、学園創立者、

荻原得髄先生の命日です。

今から２９年前の平成３年、

１９９１年２月１７日に

享年９０歳で生涯を終えられました。

荻原得髄先生は、幼少期、

早くに両親と死に別れ、

その後奈良に預けられます。

奈良で様々な人との出会いがある中で、

自分の中に教育への情熱が

フツフツと湧き起こり、

学問を深めるために東京へ上京。

貪欲に学びに学び帰福。

帰福後は人の縁にも恵まれ、

若干２８歳にして学校を創立。

当時は学校といっても、

畳１１畳に、生徒が約１１名ほど。

場所は福井市の順化小学校近く、

今は栄冠幼稚園がある場所です。

その後、現在地に移り、今に至ります。

学園創立者の座右の銘は

自分の師匠から伝えられた言葉である

「一点を凝視せよ」

意味は、やるべきコトに心を込めよ。

やりたいことに

全身全霊をもって打ち込め。

今何をやるときかを判断し、

そのやることに集中せよ。

さすれば物事は成し遂げられる。

深い言葉です。

言い換えれば、

一念岩をも通す。

雨垂れ巌も穿つ。

生徒諸君の可能性を拓くには、

当たり前のことを

誰よりも当たり前にやりつつ、

やりたいことに挑戦していく。

この一点に集中していけば

必ず可能性は拓かれていきます。

自己の可能性を

誰よりも信じて挑戦です！

努力の跡

創立者の学び（学業ノート）

黒字は本書からの書き写し。

赤字は本人の書き込み。

コピーも何もない時代。

全て自分で必死に書き写したり、

書き込むしかない時代。

学問への真剣さが伝わってくる。

学問するときは学問三昧。

これぞ一点を凝視！