先日、映画 『雪風』 を鑑賞しました。

観終えたあとに強く心に残ったのは、

"奇跡を起こすには何が必要か"

という問いです。

物語の舞台は太平洋戦争中。

数々の激戦に出撃しながらも

沈むことなく、仲間の命を救い続けた

駆逐艦「雪風」。なぜ雪風は、

どんな熾烈な戦場でも生き抜き、

必ず帰還することができたのか。

理由は一つではありませんが、

特に印象に残ったのは次の３つです。

１．艦長の揺るぎない使命感

どの場面でも「部下を守る」

という明確な使命を持ち、

判断を迷わず行うその姿勢が、

雪風の軸となっていました。

２．冷静な判断力と卓越した操艦技術

状況がどれだけ厳しくても、

冷静に最善の手を選ぶ。

その積み重ねが、生還という

"奇跡"を生みました。

３．部下たちの強いチームワーク

艦長を信じ、仲間を信じ、

互いに支え合う。

一人ひとりの力が結集してこそ

成し遂げられた奇跡でした。

この３つは、実は現代の学校運営にも

通じます。いま私たちは、

超少子化という波が押し寄せる

"厳しい海"を進む船のような

状況にあります。だからこそ、

自分の技術を磨き、判断力を鍛え、

そして何より、チーム力を高める。

そんな日々の積み重ねが、啓新高校の

未来を切りひらく力になると

強く感じました。

使命を持って挑めば、必ず未来は開く。

『雪風』が教えてくれた

大切なメッセージです。