2018年10月10日(水曜日)
今週の校長講話!2018:10:10:11:37:47
昨日、校長講話を実施しました。
今日のテーマは、「明治150年記念
第73回国民体育大会
福井しあわせ元気大会について」です。
様々な競技で各県選手が活躍した
福井国体も今日で閉幕。
終わりを迎えればあっという間でしたね。
特に今回の福井国体は明治150年記念。
少し明治の年号について調べてみると、
意外な事実がわかりました。
実は明治という元号は福井藩主
松平春嶽公が考えられた候補の
一つであったということです。
春嶽公が明治という元号を改元の候補に挙げ
その中から明治天皇が正式に命名。
1868年9月8日より
元号が明治と定められました。
それから100年後に一巡目、
150年後に二巡目の福井国体が開催。
47都道府県が持ち回りの国体開催が
なぜ か節目の年に福井で開かれるのは
単なる偶然なのかもわかりませんが、
何か不思議な縁というものを感じます。
さて、今回の国体は福井が2回目の天皇杯、
そして初の皇后杯を獲得。
本当に喜ばしいことですね。
正直私は、始まるまでは、
天皇杯をとれる可能性は50%と見ていました。
国体強化の全体像がわからなかったことと、
東京2020の影響で優秀なアスリートが
東京に集まっているということで、
優勝は難しいかなとも感じていました。
ちなみに昨年の愛媛、
一昨年の和歌山は天皇杯を逃し、
2年連続で東京が総合優勝しています。
その強豪東京を相手に、
小さな福井県が奮闘し、
見事になしとげた総合優勝は価値がありますね。
勝負事はやってみなければわからないもの。
ただし、そこに至るまでの周到な準備が
あってこその勝利であることも
忘れてはいけませんね。
万全な準備と粘り強い挑戦。
この二つが一つになって起こしたミラクル。
人生においても同じ事が言えますね。
準備と挑戦にベストを尽くせば奇跡は起きる。
常に起きるわけではありませんが、
奇跡は常に準備と挑戦に
ベストを尽くしたものだけに起きる。
福井国体で学んだことです。
自らの可能性を信じ、挑戦あるのみ!