今日は第二学期終業式を実施。

8月末、煌めき祭準備から始まった

二学期も終わりを迎えます。

終わってみれば早いもの。

あっという間の時間でした。

以下は生徒達に向けて伝えたことです。

第二学期終業式　校長式辞

― 人生はバスケットボールと同じ ―

皆さん、おはようございます。

先日の球技大会、

バスケットボール大会を見ていて、

私はとても大切なことに

気づかされました。

バスケットボールは、

限られた時間の中で、

ゴールを目指し続けるスポーツです。

ボールを持てば、

ゴールに向かって進みます。

しかし、一直線に進めることは

ほとんどありません。

必ず前に相手が現れ、行く手を阻みます。

時には、何人もの相手に

囲まれることもあります。

そんな時、一人で無理に進もうとすれば、

ボールを失います。

でも、仲間がいればどうでしょう。

パスを出し、受け取り、

また前に進むことができる。

パスがうまくいかず、

相手に取られることもあります。

シュートまで持ち込んでも、

必ず決まるわけではありません。

それでも、諦めずに

リバウンドを取りに行く。

奪われたら、取り返しに行く。

そして、ゴールが決まっても

終わりではありません。

試合終了のブザーが鳴るまで、

次のゴールを目指して挑戦し続けます。

私はこの姿を見て、強く感じました。

これは、人生そのものだと。

啓新高校が大切にしている

「可能性への挑戦」「成功よりも成長」。

まさに、バスケットボールと同じです。

人生にも、高校生活にも限りがあります。

だからこそ、目標を持ち、

挑戦することが大切です。

挑戦すれば、必ず壁にぶつかります。

何度も、何度も、思うように

いかない場面が訪れます。

一人では、前に進めないことも

あります。そんな時こそ、

仲間の存在が力になります。

時には後ろに下がることもある。

うまくいかないこともある。

それでも、時間いっぱい

挑戦し続けた人は、必ず成長します。

目標を達成しても、

そこで終わりではありません。

次の目標に向かって、また挑戦を続ける。

その積み重ねが、自分の可能性を

大きく開いていくのです。

二学期は今日で終わります。

三学期、そしてその先の人生に向けて、

仲間を大切にしながら、

限られた時間の中で挑戦し続けてください。

自分の可能性を信じて。

挑戦し続ける皆さんを、

私は心から応援しています。