先日、普通コースの１年９組が、

福井市美術館で開催中の｢山下清展」へ

（普通コースは順次見学予定）

引率の先生からのコメントです！

学校祭の展示で

自分たち貼り絵の経験を

したこともあり、

生徒たちはその作品の精巧さに

感動していました。

一番印象に残った作品は

｢長岡花火」という声が

最も多かったです。

生徒達のコメントです！

「子供のころからの貼り絵の作品が

多数ありましたが、

どれも丁寧で色のバランスがよく、

いろんな道具を使って作っていることに

感動しました」

「私は一つ一つの作品を見て、

貼り絵がとても美しいなと思いました。

一つの色を使うのではなく、

いろいろな色を使っていて、

とてもすごいと思いました。

私も今日の作品を見て、

美しい作品を作りたいと思いました」

校長コメント

先日私も、山下清展に行ってきました。

作品に緻密さ、色合い、完成度、

どれをとってしても、

人間業とは思えない作品ばかり。

しかも、ほとんどの作品は

現地で作成されたものではなく、

自分のアトリエで制作されたものです。

驚異的な記憶力の持ち主。

一説ではサヴァン症候群だったのでは、

ともいわれています。

ただ、おそらく彼は、

世間の評価などは一切気にせず、

好きなことを好きなだけ

夢中になっていただけ

なのかもしれませんね。

彼が世間的に注目を浴びてからは、

本人自身、自由が制限された分、

生き辛かったと思います。

純粋に好きなことに夢中になる。

どこで可能性が拓くかは

誰にもわかりません。

無理矢理、拓こうとしても

拓かれるものでもありません。

絶対的な方法はないですが、

夢中で楽しんだもん勝ち

なのかもしれませんね。