イーストライオンズクラブの皆様と、キャリア教育
2021.11.2911月18日(木）にイーストライオンズクラブの方々10名が来校し、1年生にキャリア教育の授業をしてくださいました。
テーマは『幸せになるコツ』とは「新未来を『生き抜く力』でステップアップ」です。イーストライオンズクラブの岡山宇太郎様を中心に授業の内容を練り上げてくださいました。
第一部は、福井を知る活動。小グループに分かれて、イーストライオンズクラブの方々とまず自己紹介をし、福井の魅力を書き出しました。大人の方の意見には「福井はゴルフができる」「サーフィンができる」「秋吉がうまい」など、生徒達にはなかった発想がたくさん出てきて、新鮮だったようです。話し合ったことをまとめ、生徒が前に出てプレゼンテーションしました。
そのあと、福井市議会議員の水島秀晃様より「未来の福井」の話を聞かせていただきました。駅前の昔と今の写真、そして未来予想図を見せていただき、福井のまちが変わる様子に生徒達も興味深く聞き入っていました。「やりたいことを始めるのに 大人になるまで待つ必要はない」「希望があるから行動するのではない 行動すると希望が見つかる」「これからの福井を私たち大人が創り、その先の未来を君たちが創る」と語ってくださいました。
第2部は、未来に必要な力を知る活動。福井県認定キャリア教育コーディネーターの山村直主様より、「社会が変わる、学びも変わる、未来に必要な力とは何か」また、「ＳＤＧｓ、Society5.0、社会人基礎力」という現代社会を知る上で重要なキーワードを使って教えていただきました。社会人になるためには、学力以外にも求められる大切な力があることに気付かせていただきました。これからの未来を見つめ、自分にできること、これから自分はどんな力を身につけていくと良いか、考えさせられる時間となりました。
第2部の後半は、自分を知る活動。お互いに長所や良いところを見つけ合う授業を事前に行い、この日の授業に臨んでいたので、自分の良いところ・強みを生かした職業の選び方や仕事について、イーストライオンズクラブの方からアドバイスをしていただきました。社会人として活躍されている大人の方からの励ましや助言は、生徒達の心にしっかり響いたようです。
今回の授業を振り返って、心に残った言葉を生徒がフォーサイト手帳に書いてくれたので、紹介します。
・日本には職業が24,000種類あることがわかりました。たくさんの仕事の中から自分に合った仕事を見つけていきたいです。
・「高校は卒業しといた方がいい」と社会の大先輩が言っているのだから間違いがないと思った。
・社会人基礎力の話をお聞きして、自分の生活習慣を見直しました。
・福井の町がこれから変わる、新しくなると聞いたので、楽しみです。
・「一歩じゃなくていい、半歩でも進んでほしい」と言っていただいた。これから先、立ち止まらずに、1日1日を大事にしたい。
・「今私たち大人が町を創り、未来の町づくりは次の世代が創る」と言われた言葉が心に残りました。
・「○○しておけば良かった」という後悔の言葉。これから先、後悔することが出てくると思いますが、できるだけ後悔しないように生きていきたいです。
・勉強になること、ためになることが詰まった授業だった。
・何よりも、大人の方が等身大で私たちに話してくれたことが嬉しかった。
生徒の心にはさまざまな言葉が残ったようです。学校の授業では学ぶことができないこともたくさんありました。きっとこれから生きていく上で、心の支えとなることでしょう。
イーストライオンズクラブの皆様、お忙しい中を本校の生徒のために授業をしてくださって、本当にありがとうございました。
