第7回卒業式を行いました

2020.03.04

　３月３日（火）に、福井県教育センター大ホールで令和元年度の卒業式を行いました。新型コロナウイルスの感染予防のため、生徒、保護者の皆様にはマスク着用をお願いし、会場入口では手指の消毒にご協力いただきました。学校が長期の臨時休業になったり、いろいろなイベントが中止になったりなど、全国的にコロナウイルス流による大きな影響が出ている中ですが、無事に卒業式を実施することができほっとしています。

一人一人、校長先生から卒業証書を受け取りました。背筋がぴんと伸びています。

　　　　　　　　　　　　　

今年の卒業生は２１名。大学や専門学校に進学する生徒、就職する生徒、県外に出る生徒、県内に残る生徒と進路は様々ですが、それぞれの選んだ道で力一杯頑張ってくれるものと思っています。

「これから君たちが進んでいく道には、これまでのように教科書やワークや参考書はない。自分で手本や模範となるものを見つけ道を切り開いていこう。」校長先生からの熱いエールに聴き入りました。

卒業式の最後に行う恒例の「卒業生の言葉」では、担任の先生の励ましの言葉を受けて、一人一人が保護者や教職員、仲間の卒業生に向けて、自分の今の思いや進路、これからに向けた決意を述べてくれました。

担任から一人一人に励ましの言葉を贈りました。そしてクラスメイトや教職員からのメッセージの詰まった色紙を贈呈。

本校に入学や転学した経緯や３年間の思い出、周りの人に対する感謝の思い、これからに向けた決意を率直にそして力強く述べる姿に、我が子の成長を感じて多くの保護者の方が涙していらっしゃいました。

全員が堂々と自分の思いを語ることができました。その姿は達成感にあふれていました。

自分の成長は生徒たち自身が一番感じているに違いありません。つらかった時期を乗り越えた自信を胸に、周りの人に優しく、そして自分の目標をしっかりもって今後進んでいってほしいと思います。本校で学んだことが生徒たちの成長に幾らかでも役立ち、これからの心の支えになるなら幸いです。