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2019年10月15日(火曜日)

「強み」の相乗効果!2019:10:15:18:36:09

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日刊福井のコラムに

吉野さんのノーベル賞決定について

興味深い内容が掲載されていました。

皆さんに紹介します!

1904年米セントルイス万国博覧会。

場内で売っていた

アイスクリームが人気となった。

店主は喜んだが、悩んでいた。

皿が足らない。

一方、隣の焼き菓子屋は

客が来ないで悩んでいた。

思いつく、ワッフルをクルクルと巻き、

アイス屋に差し出した。

「これに盛りつけて売りませんか」

諸説あるが、これが今では欠かせぬ

アイスとコーンの出会いという。

コラムの内容はそれを受けて

ノーベル化学賞に決定した

吉野さんのエピソードにつづく。

どうやら吉野さんも

リチウムイオン電池の開発には

難題があったようで、

電極にいかなる素材を組み合わせるか?

吉野さんはマイナス極に

使う素材は見つけていたが、

プラス極に何を使うか悩んでいた。

一方、アメリカでは、

今回同じくノーベル化学賞に決定した

グッドイナフ米テキサス大学教授は

プラス極に適している素材は

見つけていたが、

マイナス極に使う素材で悩んでいた。

そんな悩める二人が出会うことで、

難題が解決。

リチウムイオン電池の原型が

できあがったそうです。

お互いの強みを組み合わせることで、

お互いの難題が解決し、

素晴らし結果につながる。

協力することの大切さ、

相乗効果のすばらしさを

物語るエピソードですね。

日本のことわざでいうと

「三人寄れば文殊の知恵」ですね。

啓新高校の校訓の一つに

「協和」というものが記されています。

協和、心併せて、仲良くすること。

世界では自国第一主義が

強まっていますが、

今後世界規模で起こりうる問題、

例えば温暖化による異常気象などは、

世界がワンチームになれば、

解決していける課題です。

お互いをリスペクトし、

調和していく心を大切に

していくことが必要ですね。