2017年1月20日(金曜日)
特別なローストビーフ!2017:01:20:09:25:39
日刊県民福井に掲載された、
卒業料理発表会2016に関しての
心にしみるエピソードを紹介します!
タイトルは「父の背中」
「自慢になっちゃうな」
啓新高校の卒業料理発表会でのこと。
池田町水海の畜産農家清水修一さんは、
記者に照れくさそうに語った。
娘が作ったローストビーフの材料は、
修一さんが育てた若狭牛だという。
子供の頃からずっと料理をやりたがっていた娘。
この日は「美味しく調理できるようになったよ」
と成長の手応えを語った。
修一さんが三年間で学校に来たのは、
今回の一度きり。
でも「今日来て本当に良かった」。
娘のあいみさんは、
春から神戸市の製菓専門学校でパン作りを学ぶ。
食品を扱う仕事に就きたいのは、
両親の仕事を身近に見てあこがれていたから。
長く家業を続けてきた父を思い
「私も一つのことに集中して頑張りたい」。
ローストビーフの背景を知ると、
料理の味が変わってきますよね。
なにか深みのある豊かな味わいに・・・。
親の背中を子供は見ていないようで
しっかり見ているもんですね。
教師としても襟を正さないと。
生徒は見ていますから。