熊本県南部を豪雨が襲いました。

亡くなられた方々へ哀悼の意を表します。

今回氾濫した球磨川は、

日本三大急流の一つ。

その球磨川は、記録に残っているだけで

過去４００年間に１００回以上も

洪水を繰り返してきたそうです。

とても恐ろしい暴れ川ですね。

ただ、福井県においても

他人事ではありません。

遡ること１６年前の２００４年、

丁度、今の高校一年生が生まれた年に、

福井も豪雨に襲われました。

足羽川が決壊、またその支流が氾濫。

県内各地で甚大な被害が出ました。

さらに遡ること今から７２年前にも

福井市は水害に遭っています。

６月２８日に起こった大震災で

地盤が緩んでいるところに、

７月下旬、県内最大河川、

九頭竜川上流部で

記録的大雨が降り堤防が決壊。

福井市は地震の直後に

続けて水害に見舞われるという

複合被害の記録が残っています。

災害は忘れた頃にやってくる

という格言がありますが、

もはや、災害は常にやってくる、

と置き換えても間違いではありません。

雨の降り方が尋常ではなくなってます。

地震・風水害・火事・感染症など、

複合的なリスクにも

どのように対処していくかを

考えていく必要に迫られています。

今一度防災については、前例抜きで

考えてみたいと思います。

亡くなられて方々に今一度、合掌。